美容室の集客について

繁盛する美容室の特徴とは?

繁盛する美容室の特徴とは?

「繁盛する美容室の特徴とは何か?」について書いていきます。

店舗数が非常に多く、競合がたくさんいる美容室業界。

そんななか、繁盛せずに閉業してしまう美容室もあれば、繁盛して多店舗展開しているような美容室もあります。

その違いはどこにあるのでしょうか?

この記事では、繁盛しない美容室の特徴や、繁盛している美容室の特徴、美容室を繁盛させるための心構えについて、解説していきます。

繁盛しない店の特徴

まず、繁盛しない店の特徴について、ご紹介していきます。

①ターゲット層が明確でない

ターゲット層が明確でないと、美容室は繁盛していきません。

ターゲットをはっきりさせないと、お客様に「自分のための美容室だ」と思ってもらうことができず、かえって誰の印象にも残らない美容室になってしまうためです。

また、店舗のターゲットと実際に来店されたお客様がミスマッチしている場合も、美容室がうまく繁盛しない原因となってしまいます。

ターゲットと実際のお客様のミスマッチは、提供する商品やサービスのミスマッチに繋がるためです。

美容室を繁盛させるには、ターゲットを明確にし、ターゲットと実際のお客様とマッチさせる必要があります。

②口コミがいまいち

ポータルサイトの口コミがいまいちだと、美容室が繁盛することは難しいです。

新規のお客様が美容室を選ぶ際、ほとんどの方が実際に来店した人の口コミを確認します。

そこで悪い口コミやいまいちな口コミが目立つと、新規のお客様はそのサロンに行くことを躊躇してしまいます。

そのため、ポータルサイトの口コミは、好印象のものが目立つようにしておく必要があります。

③ライバル店が多い

ターゲットやコンセプトがかぶっているライバル店が多いと、美容室は繁盛しません。

周辺地域にそのようなライバル店があると、サロン同士でお客様の奪い合いになってしまうためです。

美容室の繁盛のためには、ライバル店が少ないような状況を生み出すことが必要です。

④ホームページ、SNSを活用できていない

繁盛しない美容室の特徴は、ホームページ、SNSをうまく活用できていないことです。

インターネットが普及している現在、お客様はポータルサイトだけでなく、様々な媒体から情報を収集しています。

そのため、ホームページやSNSをうまく活用できていないと、自店舗を気に留めてくれたお客様を、予約に結び付けることが難しくなってしまいます。

⑤来店後のフォローが足りない

お客様への来店後のフォローが足りないと、美容室は繁盛しづらいです。

新規客を獲得するよりも、新規客をリピーターにして再来してもらったほうが、ずっと集客のコストが少なく済みます。

来店後のフォローを入れることで、新規のお客様にリピートしてもらうこと、既存のお客様を他店に逃がさないことができ、美容室の繁盛に近づくことができます。

⑥リピート率を分析していない

繁盛している美容室は、リピート率が高い傾向にあります。

一方繁盛しない美容室は、リピート率をあまり気にかけず、分析もしていないことが多いです。

リピート率の分析をしないと、お客様を再来させるために何がネックになっているのかを把握することができません。

リピート率の分析は、美容室を繁盛させるために、ぜひ取り入れたい習慣です。

⑦クーポンの値段を下げすぎている

クーポンの値段を下げすぎると、美容室は繁盛していきません。

クーポンを安くし過ぎると客単価が小さくなり、売上が少なくなってしまうからです。

繁盛のためには、値段を下げなくてもお客様に来店してもらえるような仕組みづくりが必要です。

繁盛する美容室の特徴

ここからは、繁盛する美容室の特徴について解説していきます。

①ターゲット層が明確

ターゲット層が明確な美容室は、繁盛している傾向にあります。

なぜなら、ターゲット層を明確に設定することによって、どんなお客様のためのメニューを作ればいいかがはっきりするからです。

ターゲットの設定の仕方には、「ペルソナマーケティング」という手法が有効です。

ペルソナマーケティングとは、ターゲットをひとりの人物として掘り下げて想像していく方法です。

具体的には、以下のような項目を詳細に設定していきます。

  • 性別
  • 年齢
  • 結婚しているか
  • 職業、収入
  • 美意識の高さ
  • 日常生活のライフスタイル
  • よく寄る施設
  • 髪に関するニーズや悩み

ペルソナを想像できたら、そのお客様に似た方をターゲットに設定します。

ターゲットの心に響くようなメニューや広告の打ち出し方を考え、実践していきましょう。

ここで注意したいのが、ターゲットと実際に来店するお客様がマッチしているかです。

いくらターゲットを設定し、ターゲットの心に響く対策を実践したとしても、実際に来るお客様がそこからずれていれば、お客様の心にはサービスがうまく響かないからです。

美容室を繁盛させるには、ターゲットを慎重に設定し、ターゲット層のお客様を実際に来店させることが必要です。

②口コミが好印象

繁盛する美容室は、実際に来店したお客様の口コミが好印象です。

新規のお客様は、ポータルサイトの口コミを見て、その美容室に行くかどうか判断することが多いからです。

好印象な口コミを積み重ねるには、施術に満足してくれたお客様に口コミを書いてもらう仕組みづくりが必要になります。

施術中に口コミを書いてもらうよう伝える、口コミを書いてもらったお客様には基本の施術以外にサービスをつけるなど、好印象の口コミが増える工夫をしてみましょう。

③ライバル店が少ない

周辺地域にターゲットやコンセプトがかぶっているライバル店が少ないと、美容室は繁盛しやすくなります。

なぜなら、その地域でお客様の奪い合いをすることなく、美容室を経営することができるためです。

そのために、まずは周辺地域の美容室を調査することから始めるとよいでしょう。

周辺の美容室はどんなコンセプトか、どんな人をターゲットとしているのかが分かれば、自分のサロンのコンセプトやターゲットをそれとかぶらないように設定することができます。

そうすると、お客様の奪い合いをすることなく集客ができるので、美容室を繁盛させることができます。

④ホームページ、SNSを上手に活用している

繁盛している美容室は、ホームページやSNSを上手に活用しています。

お客様が様々な媒体で情報収集している現状から、自店舗の広告をポータルサイトだけに任せてしまうのはNG。

効果的に集客し美容室を繁盛させるためには、それぞれの媒体の特徴を知って、うまく活用していくことが重要です。

以下で、美容室の繁盛に効果的な媒体の特徴や活用の仕方を紹介します。

ホームページ

ホームページは、店舗の名前でインターネット検索したお客様のほか、各媒体のリンクから飛んでくるお客様が多い場所です。

お客様がホームページに求めている情報は、そのサロンの雰囲気だと言われています。

そのため、店内写真や美容師の紹介、美容に関する情報などを発信していくとよいでしょう。

Instagram

Instagramは画像を掲載するSNSなので美容室のアピールには最適。

カットのビフォーアフターの写真や、カットモデルの写真など、お客様に「自分もこうなりたい」と思ってもらえるような投稿をするとよいでしょう。

また、ハッシュタグの活用も重要です。

最近では、ヘアカタログの代わりにInstagramで自分の好みの髪型を検索する人も増えてきています。

また、美容室探しをInstagramで行う人も増加しています。

ターゲットが検索しそうなハッシュタグを投稿すると、お客様に自店舗を見つけてもらいやすくなります。

LINE

LINEには、店舗が運用できる「LINE公式アカウント」と言われるサービスがあります。

無料から運用できるサービスで、友達になってくれている方に対して、LINEでメッセージを配信することができます。

全くの新規のお客様の集客というよりは、アカウントをお客様の知り合いへ紹介してもらったり、一度来店したことのあるお客様に再来店を促すことができるSNSです。

⑤来店後もコミュニケーションをとっている

繁盛している美容室の特徴は、来店後もお客様とコミュニケーションをとるところにあります。

具体的には、来店後にお礼メッセージを送信する、再来店割引クーポンを渡すなど、次回も来店してもらいやすいようお客様とコンタクトを取るということです。

また、スタンプカードを作成する、各種キャンペーンを実施する、お誕生日割引を実施するなど、時期ごとにお客様が来店しやすくなる仕組みづくりも効果があります。

さらに、問い合わせや予約の簡単さも重要です。

SNSを上手に活用することで、お客様からサロンへの連絡の敷居を低くするよう工夫してみるのもよいでしょう。

⑥リピート率を分析し、対応を練っている

繁盛している美容室は、リピート率の分析を行い、分析をもとに対策を取っています。

全国の美容室でのリピート率の平均値は、90日間で新規顧客30%、既存顧客70%というデータがあります。

リピート率は、

  • リピート率(%)=リピートした顧客数(人)÷新規顧客数(人)×100

の計算式で算出することができます。

この計算を、

  • 期間を区切る
  • 担当者別にする
  • 媒体ごとに計算する

など、さまざまな切り口から算出してみることで、課題を明確にできるように分析することが可能です。

⑦値段以外の価値があるメニューを提供している

値段以外の価値があるメニューを提供している美容室は、繁盛しやすいです。

つまり、他店より値段が高くてもお客様に選ばれるメニューを作る、ということです。

例えば、サロンの技術を売りにしたり、ヘッドスパなど追加のメニューもひとまとめにして提供するなど、ライバル店と価格競争にならないような工夫が必要になります。

美容室を繁盛させる為の心構え

これまで、繁盛しない美容室と繁盛する美容室の特徴を見てきました。

ここからは、美容室を繁盛させるための心構えを紹介していきます。

①常にお客様の目線で考える

常にお客様の目線で考えることは、美容室を繁盛させるために重要な心構えです。

お客様が何を求めているのか、自店舗のサービスに満足してもらえているのかを、常に意識することが重要です。

サロン側がお客様の立場を想像するのには限界があるので、施術中にさりげなくお客様に尋ねてみるのはよい方法です。

  • 「何を見て美容室に来店してくれたのか?」
  • 「仕上がりはどうか?」
  • 「サロンがこうなったらいいな、と思うようなことはあるか?」

など、常にお客様の立場を考える姿勢を見せると、お客様も誠意をもって答えてくれるでしょう。

②経営の勉強をする時間を取る

美容室を繁盛させるために、経営の勉強をする時間を取ることは大切です。

日々の業務に追われると後回しになりがちなことですが、経営は知っているのと知らないのとでは大きく差がつく知識がたくさんあります。

業務の合間の少しの時間でも、インターネットや書籍を使って、経営の情報収集をすることで、サロンを繁盛に導くことができます。

③スタッフの教育に力を入れる

スタッフの教育に力を入れることも、美容室を繁盛させるために重要な心構えです。

日々の売上に貢献してくれるスタッフたち。

スタッフの売上が低迷していると、美容室の繁盛からは遠くなってしまいます。

スタッフの業績を数字で管理しフィードバックする、技術の向上のための講習を企画するなど、スタッフの教育に力を入れるとよいでしょう。

まとめ

この記事では、繁盛しない美容室の特徴、繫盛する美容室の特徴、美容室を繫盛させるために重要な心構えについて解説してきました。

小さなことでもひとつずつサロンの経営に取り込んで、繁盛する美容室を目指していきましょう。